来迎寺菊桜(ライコウジキクザクラ)
県指定文化財 天然記念物
山桜系菊咲きで長谷部信連お手植えと伝わる。
開花時期は四月下旬から五月中旬頃までと花期は長くソメイヨシノなどに比べると長く楽しむことができる。
その花の径は平均四センチと大きく、花弁総数も平均二一四枚、多いものは三〇〇枚を超えるのが特徴。花弁もつぼみの時は濃い桜色で、開花時にはやや濃淡になりその変化も美しい。
来迎寺の桜を植えたと言われる長谷部信連(はせべのぶつら)は平安~鎌倉期の武将。平家物語にも登場し、穴水町は長谷部氏ゆかりの町として知られています。
花びらは一枚づつ散るのではなく、柄をつけたまま落ちる珍しい桜
多いものは300枚をこえる花びらを付ける桜は日本で最も花びらの多い品種と言われている
菊桜のライトアップ
来迎寺では菊桜の季節に境内のライアップを行っております。
春日の下の桜も見応えがありますが、夜の闇の中に明かりで照らされた桜もきれいです。
ライトアップ期間
5月の連休中(開花時期に合わせますので、年によって異なります。)