古刹来迎寺
真言宗の古刹(こさつ)です。814(弘仁5)年、嵯峨天皇の勅願により創建され、「勅定山」の山号を賜りました。平安時代末期、平家物語に登場する武将・長谷部信連(はせべのぶつら)の祈願寺となり、寺号を「来迎寺」と改めました。 信連が高倉天皇から賜った観世音菩薩像や嵯峨天皇御親筆勅額など、多くの寺宝を収蔵しています。境内の庭園は、県の名勝に指定されており、どっしりと構える「来迎寺キクザクラ」は樹齢数百年の古木で、花弁の数が300枚を超えるといわれています。
来迎寺の風景
来迎寺は能登半島の穴水町にある創建1200年を迎える寺院です。石川県指定の名勝である庭園を始め、日本有数の花びらを持つ菊桜、そして円山応挙が描いたとされる幽霊図などがあります。
2018.4.23
2017.10.3
2016.7.4